2008年02月16日

突発性発疹で心配な合併症と他の病気

突発性発疹は、熱が高いうちより、むしろ熱が下がって発疹が出てからの方が機嫌が悪くなる子も多いようです。

便がゆるくなることがあるので、お知りがただれることが多い。
 ※『ラミシールクリーム』や『アンダーム軟膏』を処方してもらって、つけてあげると治りがよいです。

発疹がすっかり消えて治るまでは本調子ではありませんので、無理をさせないようにしてください。
保育園などに通われている赤ちゃんは、お休みをさせてあげましょう。

4日以上熱が続く時は、尿路感染症や川崎病など、他の病気が考えられることもあるので、なるべく早めに病院で診察を受けるようにしてください。

【尿路感染症】
 尿路感染症は、大腸菌などの細菌が尿道から膀胱、そして尿管と逆行して尿路のいずれかで感染して炎症を起こす病気です。
 赤ちゃんの場合、風邪の症状がないのに高熱がでたら、まず腎盂腎炎が疑われます。

【川崎病】
 全身の血管に炎症が起こる病気です。下記の症状から、5つあてはまれば川崎病と判断されます。
 @38℃〜40℃の高熱が5日以上続く。
 A手足が浮腫んで赤く腫れ、発熱から10〜12日たったころ、指先に亀裂ができて皮がむける。
 B大小様々な形の赤い発疹が体のあちこににでる。
 C目が真っ赤に充血する。
 D唇が真っ赤に腫れ、いちごのようになる。(いちご舌)
 E首のリンパ節が腫れる。

■突発性発疹の合併症
@熱性痙攣(けいれん) ・・・ 10%の頻度で起きます。
 ※熱が急激に上がる過程で、生後6ヶ月〜5歳にかけて脳が刺激されて痙攣(けいれん)がおきること。
A脳炎 ・・・ 脳実質の炎症を主体とし、発熱、意識障害、痙攣、髄膜刺激症状などがみられます。
B髄膜炎 ・・・ 持続する頭痛を主な症状とし、発熱、項部(こうぶ)(うなじ)硬直などの髄膜刺激症状、髄液(ずいえき)細胞増加などが認められます。 


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2008年02月15日

突発性発疹で使う解熱剤について

・突発性発疹の際、高熱が続いて赤ちゃんがグッタリして元気がない場合などには『解熱剤』を使って治療を行うこともあります。
しかし、『解熱剤』はウイルスを殺す人間の力を削ぐので、むやみに使わない方がよいかもしれません。
※微熱程度では使用しないほうがよい。

・使用する場合は、38.5℃以上の時に、比較的副作用が少ないと言われる『アセトアミノフェン』がよいと思われます。
 ※『アセトアミノフェン』の解熱効果は弱いので、せいぜい1度くらいしか下がりません。

・高熱の時、薬を使って平熱まで下げるのは危険です。解熱剤が効きすぎた場合は、次回からは量を減らすなど調整をしてください。
※解熱剤を使用した場合は、最低でも次の解熱剤を使うまで6時間は空けてから使用するようにしてください。

・38.5℃以上あっても、赤ちゃんが元気良く、水分も取れている場合は、解熱剤を使う必要はありません。 体を冷やすことで様子を見てあげるのが一番よいです。
 ※体を冷やしてあげる時は、冷やし過ぎには十分気をつけてください。

・過去に熱性けいれんを起こした赤ちゃんの場合は、38℃以下であっても、解熱剤を使用するようにかかりつけ医から指示がでることがあります。必ず、医師の判断を聞いて薬を使用するかどうかの判断をしてください。

・解熱剤は、飲み薬の他にも、座薬・貼り薬などがあります。医師と相談をして決めましょう。

■飲んではいけない解熱剤
 1.『サリチル酸』
 2.『ジクロフェナクナトリウム』
 3.『メフェナム酸』




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2008年02月14日

突発性発疹の時、発熱の手当てと水分補給

突発性発疹に特効薬はなくて、みんなよく似た経過をたどって治ってしまいますが、高熱が3日も続くので、必ずしも軽い病気とはいえません。

■発熱時の手当て

・発熱をした時は、30分〜1時間毎に検温をして経過をみてください。

・赤ちゃんが寒がっていたり、震えているようであれば、温めてあげるようにします。 反対に、熱が38℃以上になった場合は、赤ちゃんを薄着にしてあげてください。

・熱が38.5℃を超えるような場合は、下記のような対応を行います。
@脇の下に保冷剤を入れて冷やします。
A足の付け根を保冷剤で冷やします。
B背中に保冷剤を入れて冷やします。
※本人が冷却を嫌がる場合は、無理に冷やす必要はありません。

・冷えピタなどで、おでこを冷やす方法は、気持ちがよいのは短時間であり、本当に体を冷却する効果はありません。

■水分補給
発熱や下痢などにより、水分が身体から奪われるので、脱水に気をつけて水分補給は十分に行いましょう。

・イオン飲料や経口補水液等がおすすめです。水分の他に、ナトリウムなどの電解質を含んでいるためです。

・ほうじ茶、麦茶は、カフェインも含んでいないので、おすすめです。 

・湯冷ましやりんごジュースなどは、病気の時はさけてください。

・ジュースは糖分が多く塩分が少ないので、病気の時は、あまり飲まないようにご注意ください。

・乳幼児(1歳未満)の赤ちゃんは、ポカリスエットをお湯で1/2に割った薄めの物を与えてください。

・ヨーグルトやミルクは、あまりとらない方が胃の負担を軽減できます。

・こまめにスプーン1〜2杯ずつでも水分をとらせるようにしましょう。
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2008年02月13日

突発性発疹の診断と治療について

突発性発疹は、大人の喉から排出されるヒトヘルペスウイルスが赤ちゃんに感染して発病をすると言われています。
母親からもらった免疫力が切れはじめる生後4ヶ月頃からかかる可能性があり、初めての発熱が『突発性発疹』という場合も多いようです。 

初めての病気だと、どうしても慌ててしまいますが、落ち着いて病気の経過をよくみてあげましょう。

熱が下がって、しばらくして発疹がでるようであれば、『突発性発疹』と診断がつきます。
診断がつくまでの間、熱がでている時などは解熱剤というように、風邪と同じような対処療法を行います。
※熱が続くようであれば、病院に行くことをおすすめします。

突発性発疹は、感染をさせるような病気ではありませんが、『熱性けいれん』を起こしたり、ごくまれに脳障害をまねくことがあります。
また、『はしか』などのほかの病気と区別するためにも、必ず診察をうけましょう。

■子どもの発熱について

・体温が37.5度以上の場合を一般的には発熱と言います。
・生後3ヶ月の乳幼児の場合は、38度以上の発熱の時など、急いで病院へ行くことをおすすめします。
・けいれんが起きたり、意識がはっきりしない時は、急いで病院へ行くことをおすすめします。
・乳幼児は、大人のような体温調節ができないことが多いので、部屋の温度が高かったり、厚着させている場合なども体温が高くなりす。一度、受診前に熱がでる原因がないかどうか確認をしておきましょう。


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2008年02月12日

突発性発疹とは、どんな病気?

大切な赤ちゃんを育てていて、急に熱がでてしまうと、驚いてしまうのではないかと思います。 生後数ヶ月の赤ちゃんだと、特にどうしたらよいのか、困ってしまうのではないでしょうか。
突発性発疹は、生後6〜12ヶ月の赤ちゃんに多くみられ、生後はじめての発熱が『突発性発疹』でしたという赤ちゃんは多いものです。
この病気は、発熱があり、熱が下がった後に発疹がでるのが特徴です。

■病気になる月齢 ・・・ 生後6ヶ月〜12ヶ月の乳幼児が多い

■季節 ・・・ 一年中季節は関係がありません

■原因 ・・・ ヒトヘルペスウイルス6型というウイルスの感染で起きます
■感染の有無 ・・・ 人への感染力は強くはありません

■潜伏期間 ・・・ 7日〜14日

■症状 ・・・ 38℃〜40℃くらいの高熱が3日ほど続いて、熱が下がる頃(4日目あたり)に、小さく赤い発疹がでて、顔・首・胸・背中・手足など全身に広がります。
かゆみや色素沈着はほとんどなく、発疹がではじめてから3日ほどできれいに消えてしまうことが多いです。
熱の他に便がゆるくなることが多いのですが、ひどい下痢になることは少ないです。
  
※熱がでている時に喉の腫れや、鼻水、軽い下痢などをともなう赤ちゃんもいます。 
また、熱がでなかったり、発疹があまりでなかったりと、症状には個人差があり様々です。

■病気の併発 ・・・ 熱とともに、10%の頻度で熱性痙攣(ねっせいけいれん)を起こす赤ちゃんもいます。
ごく稀なケースで、回復期に脳炎や髄膜炎になったりするので、発疹が出た頃から、経過観察を行い症状があれば受診をすることをおすすめします。
 
posted by サリー at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 突発性発疹はどんな病気? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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