母親からもらった免疫力が切れはじめる生後4ヶ月頃からかかる可能性があり、初めての発熱が『突発性発疹』という場合も多いようです。
初めての病気だと、どうしても慌ててしまいますが、落ち着いて病気の経過をよくみてあげましょう。
熱が下がって、しばらくして発疹がでるようであれば、『突発性発疹』と診断がつきます。
診断がつくまでの間、熱がでている時などは解熱剤というように、風邪と同じような対処療法を行います。
※熱が続くようであれば、病院に行くことをおすすめします。
突発性発疹は、感染をさせるような病気ではありませんが、『熱性けいれん』を起こしたり、ごくまれに脳障害をまねくことがあります。
また、『はしか』などのほかの病気と区別するためにも、必ず診察をうけましょう。
■子どもの発熱について
・体温が37.5度以上の場合を一般的には発熱と言います。
・生後3ヶ月の乳幼児の場合は、38度以上の発熱の時など、急いで病院へ行くことをおすすめします。
・けいれんが起きたり、意識がはっきりしない時は、急いで病院へ行くことをおすすめします。
・乳幼児は、大人のような体温調節ができないことが多いので、部屋の温度が高かったり、厚着させている場合なども体温が高くなりす。一度、受診前に熱がでる原因がないかどうか確認をしておきましょう。